来月、娘の結婚報告を兼ねて田舎に帰ることになった。
今までずっと私達母子を支えて何かにつけ協力してくれてきた私の両親(祖父母)に結婚式を挙げる前に彼を一度会わせたいという事で帰省するのだが…。
私達母子は離婚してからずっと私と娘と息子の3人で生活してきて、父親(元夫)とはこの20年の間に会ったのは3回だけ。
最後にあってからもう10年ほど経過している。。。
電話では4年ほど前に一度話したことがあるが、その後、私は今の住まいに引越し、携帯の番号も変えて元夫には知らせてなかった。
数年に一度しか話してないけれど、最後に電話で話した時の印象も『相変わらずだな…』って感じだったので知らせなかった。
が、今回の帰省は特別な意味もあり、疎遠だったけれど元夫も娘にとってはたったひとりの父親なわけだ。
元夫に対して私自身、離婚後の5、6年は憎しみしか残っていなかった。
でも時が流れ、10年20年経つと憎しみはいつの間にか消え去り、辛く苦しかった過去の出来事も思い出の一部となり元夫に対する感情も"何十年も音信不通になっている友人"のような感じで『今どうしているのかなぁ。』と懐かしくさえ思えるような…そんな感じ。
そして娘の結婚式には当然ながら?出席できない父親にも会っておいたほうがいいかもねと娘と話し、4年ぶりに電話してみたわけだ。
2週間ほど前に2、3回電話してみたが呼び出し音が鳴り続けるだけで一向に電話に出ない。
『知らない番号には出ないことにしたのかな?それとも何かあったのか?それとも携帯を替えてしまったのだろうか?』
そう思いながら、帰省するまでにはまだ時間あるからまたそのうちかけてみようとしばらく放置していた。
そして今夜、出ないだろうなと思いつつまたかけてみた。

そしたらなぜか今日は4、5回の呼び出し音で本人が出た。
『○○だけど…久しぶり…元気?』
『おー・・・・○○かぁ。まぁ元気と言えば元気だけどいろいろ大変だよ。』
声のトーンが依然とは明らかに違い、低く元気のない声だった。
私達の近況を話し、娘の結婚の話しをし、来月帰るから会ってくれるよう話したら『○○は今いくつになったんだっけ?もう結婚する年なのか…』と感慨深げな様子だった。
自分は父親として何一つしてないし会う資格もないけど会いたいって言ってもらえて嬉しいと言ってた。
仕事が思うようになく収入が激減していて生きていくことさえも苦しい状況だと…。
数年前に病気で数ヶ月入院し、以来タバコもやめて…頭は白髪だらけになり…そんな話しを聞いているとなんだか可哀想になってきた。
現在の自分の置かれた状況は全て過去の自分の犯した過ちの数々のせいで罰が当たったんだと。。。
やり直せるものならと。。。
あんなに憎かった元夫でも、どこかに情が残っていたのだろうか?
それとも人としての感情だろうか?
なんだかこっちまで切なくなってしまう。。。
子供達にとってはたった一人の父親だから、やつれて欲しくないし、ネガティブで暗い父親でいて欲しくないよね。。
このブログでは思い出として、私が結婚して離婚しシングルマザーとして再出発した経緯などを書き綴っているけれど、彼は離婚して更に不運というか…彼の人生は好転しなかったんだなと思うと、私自身もこれまで辛くて苦しくて人に言えないような苦難にも出遭ってきたけれど、彼に対して同情するよ。
自分自身が撒いた種かもしれないけどね。
まぁわからないけど、離婚したのは正解だったのかなと思う。
元夫も今日の電話で、離婚してよかったんだと言っていた。
離婚してなければ、子供達も不幸にしてしまってたかもしれないし、しっかり育ててくれて感謝してると言ってくれた。
まぁそんなわけで・・・・
とりあえず、来月、帰省して会ってまたいろいろ話ししてみようと思う。

